三村 くすぐったいです。ドラマもやったことがないような人間が、「映画初主演!」とか。ただ一瞬切り替えて、変な意味でいうと、「全責任を背負わなくていいんだ!」っていう事で、イイ意味で割切る事ができました。監督さんもいらっしゃるので。また、超大作っていうより、内輪でこっそり撮っているような感じだったので、プレッシャーはなかったです。

大竹 主演的感覚はないです。俺、そんなにがっつしとは、出てないですからね。他の共演者ともそんなにからむ機会もありませんでしたし(笑)。今までも、他のドラマとかちょい役で出たことはありましたけど、今回も、それに近かったですね(笑)。原案もあり、ある意味軽いスタンスで、力が入らず、すごくやりやすかったです 。映画は怖いって聞きますが、そういう感じではなくて、スタッフもみなさんイイ人ばかりでした。
三村 最初の抵抗は、俺がハゲてないってことです。薄毛でもないですし。
大竹 「こいつ、ハゲてねぇじゃん!」って、見てる人はなるかなと思いました。
三村 ただ、理解した瞬間がありました。結婚していない人が結婚している役をすることもありますし、子供のいない人が子どものいる役をすることもあるな、そういや、と。それと一緒かなって思いました。そう考えたら、みんな嘘じゃん!って。ハゲてない人がハゲている役をしたって、そんなにすげぇヒンシュクを買うわけではないかなって思ったんです。
大竹 どっちかっていうと、俺よりハゲてるしね。
三村 まぁ、親父もハゲてるし問題ないかなと(笑)。
大竹 「逃げ」に聞こえるかもしれないけど、「実体験」って救われると思いました。「作っているわけではない」って事ですし。カツラって、コントでずっとネタにされたりしてますし、会社でもどの世界でも、ずっと秘密の部分ですしね。
三村 だから最初に「これは実話に基づいています」って表示を出すのは、いいと思いました。だってそうですし。「ネタ」じゃないですからね。
大竹 意外に実話ってコントみたいなこと多いからね。
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